いわき市 停電の情報が深夜の街を駆け巡り、現地は一時騒然となった。2026年5月14日未明、福島県いわき市の広い地域で突然の停電が発生。市内の住宅街や商業エリアをはじめ、沿岸部から内陸部に及ぶ広範囲で約4万5000戸への電力供給がストップした。東京電力パワーグリッドの初期発表によると、猛烈な雷雨に伴う変電線の落雷トラブルが引き金になったとみられ、現在も技術員による全力の復旧作業が続けられている。
未明の暗闇の中で突如遮断されたライフラインに、現場の市民からは戸惑いの声が上がっている。街灯や信号機が一斉に消え去った幹線道路ではパトカーによる誘導が緊急で行われているほか、いわき市 停電の最新情報を求めて自治体や警察への問い合わせが相次いだ。通信基地局の非常用バッテリーにも限界があるため、一部地域ではスマートフォンでの情報収集にも支障が出始めており、緊迫した状況が続いている。
突如の暗闇、いわき市内を襲ったトラブルの全貌
事故が発生したのは午前2時15分ごろ。激しい突風と激雷が市内を通過した直後、一瞬の電圧低下に続いて街全体の明かりが消え去った。いわき市小名浜や平地区をはじめとする中心部を含め、被害は市内全域の3割以上に及んでいる。
消防には「エレベーターに人が閉じ込められた」「自動ドアが開かない」といった通報が数分間で数十件寄せられた。幸いにも現時点で大きな怪我人の情報は入っていないが、深夜帯の突然の事態に多くの住民が眠れぬ夜を過ごすこととなった。
信号消灯にダイヤ乱れ…市民生活と交通インフラへの直撃
朝の通勤・通学ラッシュを直撃したことで、混乱はさらに広がった。国道6号線などの主要幹線道路では主要交差点の信号機が消灯し、警察官が手信号で交通整理にあたる光景が見られた。車列は数キロにわたって伸び、市内の路線バスにも大幅な遅延が生じている。
鉄道網にも影を落としている。JR常磐線の一部区間では架電の電圧異常を検知したため運転を一時見合わせ、運転再開後も徐行運転を余儀なくされた。駅ホームは振替輸送を待つ人々で溢れ返り、改札付近では駅員が手作業での案内に追われていた。