日本の最東端が狙われる?南鳥島沖でうごめく中国調査船の思惑と「深海資源」をめぐる攻防
南 鳥島 中国 領有 権を巡る緊張が、2026年に入り新たな局面を迎えている。日本の排他的経済水域(EEZ)の端に位置するこの孤島周辺で、中国の海洋調査船による執拗な「科学調査」が急増しており、防衛省や海上保安庁が警戒を強めている。
日本政府はこれまで、この島が歴史的にも国際法上も日本固有の領土であるとして実効支配を維持してきたが、近年活発化する海底レアアースの商業採掘計画に対し、南 鳥島 中国 領有 権を既成事実化しようとするかのような北京側の海洋進出が影を落としている。単なる学術研究を超えた、明らかに資源探査を目的とした動きに対し、専門家からは「第二の尖閣諸島化」を懸念する声も上がり始めている。
漆黒の深海に眠る「宝の山」:なぜ今、南鳥島なのか
南鳥島周辺の海底には、世界需要の数百年分に匹敵する膨大なレアアース泥が眠っている。日本政府が悲願としてきた「資源自給」の鍵を握るのが、まさにこの海域だ。ハイテク産業や防衛産業に不可欠なコバルトやマンガンが、水深5000メートルの深海から引き揚げられようとしている。この莫大な価値を持つ海底資源こそが、隣国の野心を刺激する最大の要因となっているのだ。
科学調査の名を借りた「境界線」への揺さぶり
ここ数ヶ月、中国の「科学調査船」が南鳥島のEEZ境界線付近で不自然な停船や往復航行を繰り返している。表向きは気象観測や深海生物の研究と主張されているが、その実態は海底地形の精密なマッピングだ。潜水艦の航路開拓や、将来的な資源開発に向けたデータ収集であることは疑いようがない。現場の海上保安官は、見えない圧力との対峙を強いられている。