謝罪会見から10年――狩野英孝が今明かす「元カノ騒動」の真実と、彼が“愛され芸人”に大化けした本当の理由
狩野 英孝 元 カノというワードが、令和の今になって再びSNSのトレンドを賑わせている。かつてワイドショーを連日騒がせたあの騒動から星月夜が流れ、気づけば10年。当時は「希代のプレイボーブ」としてバッシングの嵐に晒された彼だが、現在の世間の眼差しは驚くほど温かい。いや、温かいどころか、彼のYouTubeチャンネルや配信プラットフォームでの活躍はとどまるところを知らず、若年層からは「神」とすら崇められているのだ。
テレビの黄金期からネット配信の時代へと移行する中で、狩野 英孝 元 カノとのドタバタ劇は、単なるスキャンダルではなく一種の「伝説」として昇華された感がある。バラエティ番組で時折イジられる過去の恋愛遍歴は、今や彼のポンコツで憎めないキャラクターを引き立てる最強のスパイスだ。なぜ彼は、破滅の危機からここまで鮮やかに這い上がることができたのだろうか。
2016年の狂騒曲:世間を揺るがした「複数交際騒動」の記憶
時計の針を巻き戻してみよう。日本中が彼の動向に目を光らせていたあの頃、連日のように週刊誌やワイドショーを飾ったのは、ドロ沼とも言える恋愛バトルだった。複数の女性との交際疑惑、そして釈明会見で見せた、どこかズレていて憎めない「天然」な受け答え。普通なら芸能界引退に追い込まれてもおかしくない局面だった。
しかし、彼は消えなかった。むしろ、あの時に見せた「嘘をつけない不器用さ」こそが、後の大逆転劇の伏線となっていたのだから世の中は分からない。視聴者は彼の不貞に怒りつつも、どこか憎みきれないキャラクター性を見出していた。
YouTubeとゲーム実況がもたらした「奇跡の全世代ウケ」
彼のキャリアにおける最大の転換点は、間違いなくゲーム実況への参入だろう。バイオハザードやDead by Daylightなどのプレイ動画で見せる、狙っていない神がかったミラクルプレイの数々。コントローラーの操作はおぼつかないのに、なぜか奇跡的なタイミングで笑いの神が降りてくる。
この配信活動を通じて、かつてのスキャンダルを知らない10代や20代のファンが爆発的に増えた。「昔、なんか女性問題で騒がれてた人」という認識から、「ただただ面白くて癒されるおじさん」へと、パブリックイメージが完全に上書きされた瞬間だった。