讃岐うどんブームの象徴として全国のファンから親しまれ、「るみばあちゃん」の愛称で愛された池上るみ子さん。彼女の温かな笑顔と名物うどんで一世を風靡した香川県高松市の「池上製麺所」は、2026年を迎えた現在も讃岐うどん巡りには外せない名所として注目を集めています。
一部で囁かれた「閉店したのではないか」「味が変わったのでは」というファンの不安や疑問に対し、現在の店舗状況、伝統の味の継承、名物釜玉うどんの最新メニュー事情、そして混雑を避けるための実践的なアクセス情報まで、現地の最新情報を徹底取材しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:名物店主「るみばあちゃん」逝去後も熟練の職人とスタッフが伝統の製法を守り抜き元気に営業中
- 要点2:代名詞である「釜玉うどん」のコシと喉越しは健在で、ネット上の口コミでも高い満足度を維持
- 要点3:昼過ぎには麺切れ終了となる日も多いため、営業時間(10:00〜14:00頃)と休日の混雑傾向の把握が必須
【2026年最新】池上製麺所の現在|るみばあちゃん亡き後の店舗状況と味の継承
讃岐うどん界の国民的アイドルとして親しまれた店主・池上るみ子さんが2026年3月に90歳で逝去されてから年月が経過しました。当時、全国ニュースで訃報が報じられた際には、多くのうどん愛好家から惜しむ声が寄せられ、一部では「店が閉まってしまうのではないか」という閉店の噂も浮上しました。
しかし、池上製麺所の現在はそうした心配を払拭するように、活気あふれる営業を続けています。生前るみばあちゃんから直接手ほどきを受けた熟練のスタッフやお弟子さんたちが、門外不出の粉の配合、絶妙な塩加減、手打ちならではの力強いコシを忠実に受け継いでいます。
店内には今もるみばあちゃんの写真や思い出の品が大切に飾られており、かつて客を出迎えてくれた温かな空気感がしっかりと息づいています。「おばあちゃんの味と笑顔の空間を守り続ける」というスタッフの情熱が、訪れる多くの巡礼者を温かく迎えています。
伝説の店主「池上るみ子」の歩み|讃岐うどんブームを牽引した看板娘の軌跡
池上製麺所を語る上で欠かせないのが、創業者である池上るみ子さんの波乱万丈な経歴です。昭和32年(1957年)に夫とともに製麺所を開業したものの、夫の他界後は女手一つで店を切り盛りしてきました。
かつての旧店舗は、民家の庭先のような素朴な土間に長机が置かれ、客自らが近所のスーパーで生卵を買って持ち込むという、讃岐うどんならではのディープなスタイルでした。そこに座るるみばあちゃんの気さくな語り口と、「美味しかったらまた来てな」という屈託のない笑顔が口コミで話題となり、1990年代から2000年代にかけて巻き起こった讃岐うどんブームの中心地となったのです。
2007年には多くの観光客を受け入れるため現在の香川県高松市香川町へと移転。メディア出演を重ねても決して偉ぶることなく、生涯現役のうどん職人として麺を打ち続けた姿勢は、今なお全国の讃岐うどんファンから敬愛されています。