地上634Mの禁断エリア!スカイツリー最頂部に隠された最新の謎

地上634Mの禁断エリア!スカイツリー最頂部に隠された最新の謎

スカイ ツリー てっぺんに位置する地上634メートルの極高地は、一般の観光客が足を踏み入れることができない完全な禁断ゾーンだ。東京都墨田区押上の空高くそびえ立つ塔の最頂部には、日本の最新放送技術と高度な気象観測センサー、そして過酷な風雨に耐え抜くための緻密な建築構造が凝縮されている。

かつて世界中を驚かせた東京スカイツリー建設プロジェクトだが、実は今、スカイ ツリー てっぺんを巡る新たな動向が観光・インバウンド産業界で大きな注目を集めている。関係者のみに開かれていた秘密の領域に迫る特別取材を実施し、普段は見ることができない先端部の構造とその裏側に迫った。

地上634mの最頂部「ゲインタワー」に隠された設備と役割

青空を突き刺すように立つ最上部の鉄骨部分は、専門用語で「ゲインタワー」と呼ばれる。ここには地上デジタル放送用のアンテナがびっしりと配置されており、NHK総合をはじめとする主要テレビ局の電波を首都圏全域に送り届ける心臓部として機能している。

普段は強風と雷が吹き荒れる極限環境であり、作業員でさえ命綱なしでは1秒たりとも滞在できない。ここには地上では決して見られない高度な制振装置や、雷撃から塔を守る特別避雷システムが備わっており、首都圏のインフラを守る砦となっているのだ。

澄川喜一と大林組が挑んだ「そり」と「むくり」の構造美

この巨大タワーのデザインを監修したのは、元東京藝術大学学長で彫刻家の澄川喜一氏だ。日本の伝統建築である日本刀や寺院の柱に見られる「そり」と「むくり」を現代の鉄骨美へと昇華させた造形は、見る角度によって微妙に変化する独特の表情を生み出している。

施工を担当した株式会社大林組は、世界に類を見ない超高所での建設作業を可能にするため、リフトアップ工法をはじめとする最先端技術を結集させた。激しい強風の中で数ミリ単位の精度を保ちながら鉄骨を組み上げた職人たちの技は、現在も高く評価されている。

山本 拓海
Penulis

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。