パッコロリン 名前の由来やキャラクター設定について、日々子どもと一緒に番組を見ている保護者の間でも「実はよく知らない」という声が意外と多い。NHK Eテレで長年愛されている1分間のミニ番組『パッコロリン』は、日本放送協会が誇る代表的な幼児向け知育アニメだ。わずか60秒という限られた放送枠の中に、子どもの心を惹きつける要素が凝縮されている。
朝の慌ただしい時間帯、『おかあさんといっしょ』や『いないいないばぁっ』、さらには『みつけた』といった人気番組の合間にふと目にする3きょうだい。彼らの微笑ましいやり取りを目にして、ふとスマホでパッコロリン 名前の真意や声優陣の豪華さを検索した経験がある親も少なくないはずだ。NHKプラスなどの見逃し配信でも親しまれている本作には、大人が見落としがちな奥深いデザイン思想と知育の工夫が隠されている。
パックン・リン・コロンのキャラ名と声優、図形の秘密や見分け方
『パッコロリン』に登場する3きょうだいは、それぞれ基本図形である「四角」「三角」「丸」をモチーフにデザインされている。彼らの名前や見た目には、幼児が自然と図形の概念を身につけられるような緻密な仕掛けが組み込まれている。長男「パックン」、長女「リン」、末っ子の「コロン」という名前の響き自体が、それぞれの性格や体型、動きのイメージと見事に一致している。
意外と知られていない見分け方は非常にシンプルだ。緑色のパックンは「四角形」、黄色のリンは「三角形」、水色のコロンは「丸(円)」というシルエットで構成されている。年齢設定も明確で、パックンが5歳、リンが4歳、コロンが3歳と、1歳ずつ差のある3兄弟だ。この年齢差が、日常の小さな騒動の中でリアルな子ども同士の人間関係を描き出す原動力になっている。
四角い食いしん坊・長男パックンとベテラン声優・折笠愛の味
5歳になる長男のパックンは、四角い頭と緑色の体がトレードマークだ。のんびり屋で大らかな反面、大の食いしん坊という親しみやすいキャラクター性を備えている。四角形というドッシリとしたシルエットは、長男としての頼もしさと、どこか抜けた可愛らしさを完璧に表現している。
このパックンの声を担当するのは、数々の人気作で活躍する実力派声優の折笠愛だ。折笠の包み込むような温かい演技が、パックンの大らかな人柄(キャラ柄)を見事に体現している。長男でありながら完璧すぎない等身大の姿が、視聴する子どもたちに大きな安心感を与えている。