【エヴァ使徒一覧】Tv版と新劇の違いや強さランキング・正体の真相

【エヴァ使徒一覧】Tv版と新劇の違いや強さランキング・正体の真相

1995年のテレビ放送開始から社会現象を巻き起こし、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で一つの壮大な終止符を打った『エヴァンゲリオン』シリーズ。その物語の根幹で常に異様な威圧感を放ち、人類を滅亡の危機へと追い込み続けた存在が「使徒(ANGEL)」です。

幾何学的な形状から精神を侵食する光の帯、さらには人間の姿をした少年まで、あまりに多様な形態と圧倒的な能力を持つ使徒たちは、一体どこから来て何のためにネルフ本部を目指したのでしょうか。本稿では、TV版全18使徒と新劇場版の使徒一覧を完全網羅し、ナンバリングの違いや名前の由来、最強ランキング、そして生命の起源に関わる謎の真相まで徹底的に解き明かします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:TV版(全18使徒)と新劇場版(全13使徒)では使徒の総数・設定・ナンバリングが大幅に再構築されている。
  • 要点2:使徒の目的は「リリスとの接触によるサードインパクト誘発」であり、生命の実を持つアダム系使徒と知恵の実を持つ人類(第18使徒リリン)の生存競争である。
  • 要点3:使徒の急所は「コア」にあり、強さの頂点には圧倒的火力を誇るゼルエルや、運命を狂わせる第13使徒(渚カヲル)が君臨する。

【完全比較】エヴァ使徒一覧|TV版全18使徒と新劇場版の違い

エヴァンゲリオンの物語を読み解く上で、まず整理しておくべきが「TVシリーズ/旧劇場版」と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」における使徒の構成と変化です。新劇場版では名称や順番の整理が行われ、設定自体も大きくブラッシュアップされました。

まずは、両作品に登場する使徒の対応関係と特徴を一覧で比較します。

番号TVシリーズ版(名称)新劇場版(呼称)主な特徴・変更点第1使徒アダム渚カヲル(元第1使徒)生命の起源。新劇ではカヲル自身が「第1使徒」と明言。第2使徒リリスリリスジオフロント最深部に磔にされている白い巨人。人類の始祖。第3使徒サキエル第3使徒(新デザイン)新劇『破』冒頭でベタニアベースに封印。仮設5号機が撃破。第4使徒シャムシエル第4使徒(TV版サキエル相当)第3新東京市を最初に襲来した人型使徒。初号機が暴走して撃破。第5使徒ラミエル第5使徒(TV版シャムシエル相当)新劇『序』にて鞭状の光線触手で初号機を追い詰める。第6使徒ガギエル第6使徒(TV版ラミエル相当)新劇では幾何学的に変形する超高出力加粒子砲を展開。ヤシマ作戦で撃破。第7使徒イスラフェル第7使徒(新デザイン)海を凍らせ歩行する時計仕掛けのような使徒。2号機(アスカ)が瞬殺。第8使徒サンダルフォン第8使徒(TV版サハクィエル相当)成層圏からの落下攻撃。EVA3機による全力疾走連携でコアを破壊。第9使徒マトリエル第9使徒(TV版バルディエル相当)エヴァ3号機に寄生・侵食。ダミーシステム起動の初号機が無残に解体。第10使徒サハクィエル第10使徒(TV版ゼルエル相当)最強の拒絶タイプ。零号機を捕食・融合し、初号機が疑似シン化形態へ。第11使徒イロウル第11使徒(劇中未登場・詳細不明)『破』と『Q』の空白の14年間に殲滅されたとされる謎の使徒。第12使徒レリエル第12使徒(Mark.06内に潜伏)『Q』でMark.06内部に潜んでいた不定形使徒。第13号機に吸収される。第13使徒バルディエル渚カヲル(第1から堕天)第13号機搭乗中に第1使徒から「第13の使徒へと堕とされる」。首輪爆発で死亡。第14使徒ゼルエル―TV版最強の使徒。初号機に捕食され、S2機関を奪取される。第15使徒アラエル―衛星軌道上からアスカへ精神攻撃。ロンギヌスの槍で撃破。第16使徒アルミサエル―二重螺旋の光の輪。零号機を侵食し、綾波レイが自爆して相討ちに。第17使徒タブリス(渚カヲル)―アダムの魂を持つフィフスチルドレン。初号機の手で握殺される。第18使徒リリン(人類)―リリスから生まれた「知恵の実」を持つ現生人類の総称。

新劇場版では、使徒に天使の固有名詞が劇中で与えられず、一貫して「第◯の使徒」と呼称されている点が大きな特徴です。また、TV版で登場したマグマの中のサンダルフォンや停電を突いたマトリエルなどのエピソードが統廃合され、よりスピーディかつドラマ性の高い構成へと昇華されています。

使徒の正体と目的の真相|アダムとリリスの関係・コアの秘密

使徒とはそもそも何者であり、なぜ執拗に第3新東京市の地下「ジオフロント」を目指したのでしょうか。その真相を理解する鍵は、「アダムとリリス」という2つの始祖生命体と、使徒の肉体構造にあります。

遥か太古、地球には「生命の実(無限の動力源であるS2機関)」を持つ第1始祖・アダムを乗せた「白き月」が飛来しました。本来なら地球はアダムを祖とする使徒の世界になるはずでした。しかし、直後に「知恵の実(高度な知性と科学技術)」を持つ第2始祖・リリスを乗せた「黒き月」が地球に衝突する大事故(ファーストインパクト)が発生します。

1つの惑星に2つの始祖は共存できないルールのもと、アダムは休眠状態となり、地球にはリリスの体液(LCL)から生まれた「リリン(人類)」が繁殖することになりました。現代になって覚醒した使徒たちの目的は、「地球の正当な支配権を取り戻すため、始祖と接触してサードインパクトを引き起こし、世界をリセットすること」だったのです。

使徒たちはネルフ本部の最深部に眠っているのが「アダム」だと誤認して侵攻していましたが、実際に鎮座していたのは「リリス」でした。この宿命的なすれ違いこそが、使徒と人類の血みどろの防衛戦を生む発端となったのです。

また、使徒の弱点である「コアの秘密」も見逃せません。使徒の身体は「波動と粒子」の二面性を持つ特殊な光物質で構成されており、ダメージを受けても瞬時に自己修復する驚異的な復元力を持ちます。しかし、その強大なエネルギーを司る赤く輝く球体「コア」を完全に破壊されると、使徒は自身の肉体を維持できなくなり、赤い液体(血のようなLCL)へと崩壊します。エヴァが常にコアのみを狙って攻撃するのは、この生物学的制約があるためです。

前田 葵
Penulis

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。