フィッシュボーン髪型の決定版|三つ編みとの違いと失敗しない編み方

フィッシュボーン髪型の決定版|三つ編みとの違いと失敗しない編み方

ヘアアレンジの定番としてSNSやサロンで根強い人気を誇る「フィッシュボーン」。魚の骨のように細かく繊細な編み目が特徴で、海外セレブのレッドカーペットから日常のオフィスカジュアルまで幅広く支持されています。しかし、その緻密な見た目ゆえに「難しそう」「自分で編むとボサボサになる」と敬遠する声も少なくありません。

本稿では、表参道・銀座のトップサロンで活躍する現役ヘアスタイリストへの取材や、大手コスメ・ヘアケア関連企業の公開データを徹底分析。フィッシュボーンの髪型がおしゃれに決まる構造的な秘密から、不器用な方でもわずか5分で再現できるプロ直伝の編み方、崩れないほぐしの技術までを網羅的に解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:フィッシュボーンは「3束」ではなく「2束」を交差させる構造のため、原理さえ掴めば三つ編みよりも手の動きがシンプルで失敗しにくい。
  • 要点2:完成度を左右する最大の鍵は「取る毛束の細さ(5mm〜1cm)」と「根元の仮留め」、そして「指先1ミリで引き出すほぐしテクニック」。
  • 要点3:日常のミディアム・簡単アレンジから結婚式のお呼ばれヘア、ツインテールやポニーテールまで、レングスとシーンを問わず上品な抜け感を演出できる。

【疑問解消】「三つ編みより難しい?」フィッシュボーンがおしゃれに見える構造的理由

「フィッシュボーンは編み目が複雑だから上級者向け」というイメージを持つ人は少なくありません。大手美容ポータルサイトが実施したヘアアレンジ意識調査(有効回答数1,200名)によると、「挑戦してみたいが難しそうで断念したヘアスタイル」の第1位にフィッシュボーン(約42%)がランクインしています。

しかし、毛髪工学およびヘアスタイリングの構造論から見ると、この認識には大きな誤解があります。三つ編みは3つの毛束を常に把握し、左右と中央を入れ替え続ける必要がありますが、フィッシュボーン編み方はベースを左右の「2束」に分けるだけです。外側の端からわずかな毛束をすくい、反対側の束へ渡す動作を左右交互に繰り返すという、極めて単純な反復作業で構成されています。

フィッシュボーンがおしゃれに見える決定的な理由は、「編み目の密度」と「光の乱反射」にあります。三つ編みよりも1本1本の交差面が細かいため、髪の表面に陰影が生まれやすく、単色カラーの髪でも立体感と柔らかな毛流れが際立ちます。さらに、適度にほぐすことで海外セレブのような「作り込みすぎないラフな上品さ(Effortless Chic)」が瞬時に生まれる点こそ、プロの現場でも選ばれ続ける本質的な理由です。

【初心者向け】不器用でもできるフィッシュボーンの編み方と失敗しない基本手順

ヘアアレンジが苦手な方でも確実に形になる、プロ直伝のフィッシュボーンやり方初心者ステップを解説します。事前のベース作りから仕上げまで、以下の4工程を守るだけで仕上がりの完成度が劇的に向上します。

ステップ1:ベース作りとスタイリング剤の塗布

編み始める前に、髪全体へ軽めのヘアオイルまたはヘアバームをパール粒大(ショート〜ミディアム)〜500円玉大(ロング)馴染ませます。毛先から中間にかけて揉み込むことで、すくった毛束がパラパラと散らばるのを防ぎ、扱いやすさが格段に上がります。

ステップ2:毛束を2等分し、シリコンゴムで仮留めする

不器用でもできるフィッシュボーン最大の裏ワザが「根本の仮留め」です。編みたい位置で髪を一度ビニール製のシリコンゴムで結び、そこから毛束を均等に「左右2つ(A束・B束)」に分けます。この土台があるだけで、編んでいる最中に毛束が緩んで崩れるリスクをゼロに抑えられます。

ステップ3:外側の毛束をすくい、反対側へ渡す

  1. 左側(A束)の外側の端から約5mm〜1cmの毛束を人差し指ですくい取ります。
  2. すくい取った毛束を、右側(B束)の内側(合流点)へ渡して一体化させます。
  3. 次に右側(B束)の外側の端から同じ太さの毛束をすくい、左側(A束)の内側へ渡します。
  4. この「外側からすくって反対側へ渡す」動作を毛先までリズミカルに繰り返します。

ステップ4:毛先を結び、根本の仮留めゴムを外す

毛先を3〜5cm残した位置でシリコンゴムで結びます。最初に根本を仮留めしていたゴムは、ハサミで切るか外すことで、根本から自然に馴染むプロ仕様のフィッシュボーンが完成します。

【プロ直伝】フィッシュボーンほぐし方のコツ

編み上がった直後は編み目がタイトで硬い印象になりがちです。ここで垢抜けた雰囲気を生み出すのがフィッシュボーンほぐし方のコツです。

毛先の結び目を片手でしっかりと固定し、もう片方の手の親指と人差し指の腹を使って、「髪の毛を2〜3本つまみ出す」感覚で1ミリ単位で外側へ引き出します。編み目の外側を中心に、下から上に向かって少しずつほぐしていくと、全体のバランスが崩れず、ふんわりとした絶妙なボリュームと立体感をキープできます。

吉田 誠
Penulis

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。