高砂部屋の現在の親方は誰?元関脇・朝赤龍の指導力と部屋のいま

高砂部屋の現在の親方は誰?元関脇・朝赤龍の指導力と部屋のいま

大相撲界屈指の名門として140年以上の歴史を誇る高砂部屋。明治の大横綱・初代高砂浦五郎から脈々と受け継がれてきた伝統ある名跡ですが、代替わりや所属力士の活躍を巡り、現在の部屋体制について詳しく知りたいという相撲ファンが急増しています。

現在、高砂部屋の師匠を務めているのは第8代高砂親方(元関脇・朝赤龍)です。外国出身力士として初めて名門・高砂の総本山を継承した経緯や、先代・朝潮との師弟愛、そして看板力士である朝乃山をはじめとする若手力士たちの育成手腕に至るまで、2026年最新の部屋の動向を徹底解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 現在の親方:2026年11月に元関脇・朝赤龍が名跡を継承し、第8代高砂親方として部屋を率いている。
  • 継承の背景:先代親方(元大関・朝潮)からの絶大な信頼を受け、日本国籍取得を経て歴史ある看板を引き継いだ。
  • 部屋の現状と育成:元大関・朝乃山の復活劇を支えつつ、対話を重視した丁寧な指導方針で関取衆を続々と輩出している。

【現在の高砂部屋】親方は元関脇・朝赤龍!電撃継承の背景とプロフィール

大相撲の歴史を語る上で欠かせない名門において、高砂部屋の現在の親方を務めているのは、技能派関脇として長年土俵を沸かせた朝赤龍太郎(本名:バダルチ・ダシニャム)です。1981年8月7日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の元関脇で、明徳義塾高校への相撲留学を経て角界へ飛び込みました。

現役時代の高砂親方(朝赤龍)の経歴・プロフィールを振り返ると、多彩な足技や鋭い投げ技、内掛けなどの技術に長けた正統派の技巧派力士として鳴らしました。幕内通算57場所、関脇2場所、小結2場所を務め、技能賞を1回受賞するなど土俵上で抜群の存在感を放ちました。

ファンが最も注目した高砂親方の襲名経緯は、2026年11月に遡ります。師匠であった先代・高砂親方(元大関・朝潮、故・長岡末弘氏)が65歳の停年(定年)を迎える直前、2017年に日本国籍を取得していた弟子の朝赤龍(当時、年寄・錦島)へ部屋の師匠の座と高砂の名跡が正式に継承されました。外国出身力士が伝統ある高砂の看板を背負うのは史上初の快挙であり、相撲界に新たな歴史の1ページを刻んだ瞬間でした。

名門を築いた歴代親方の系譜|先代・朝潮から受け継いだ伝統と絆

高砂部屋は、初代が相撲協会の基礎を築いた開祖的存在であり、大相撲の高砂一門の総本山として数多くの横綱・大関を輩出してきました。高砂部屋の歴代親方には、第4代の前田山(第39代横綱)、第5代の朝潮(第46代横綱)など、角界の頂点を極めた錚々たる顔ぶれが並びます。

なかでも現在の部屋運営に大きな影響を与えているのが、高砂親方の先代(元大関・朝潮)との強い絆です。先代は豪放磊落な人柄で知られ、弟子一人ひとりの自主性を尊重する大らかな指導で知られていました。朝赤龍が引退し指導者へ転身する際にも、先代は「部屋の伝統と弟子たちを頼む」と深い信頼を寄せて名跡を託しました。

2026年11月に先代が惜しまれつつ逝去した際も、現親方は「師匠の教えである『土俵に誠実であれ』という精神を弟子たちに伝え続ける」と語り、伝統の重みを胸に部屋の舵取りを行っています。歴史と格式を重んじながらも、現代的なアプローチを融合させる姿勢は、歴代師匠たちの遺志をしっかりと継承した結果です。

池田 達也
Penulis

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。