幻影 旅団 メンバー 名前を調べるファンが絶えないのは、作品の枠を超えた圧倒的な存在感と、あまりにも苛烈な群像劇が読者の心を掴んで離さないからだ。天才漫画家・冨樫義博が手がける『HUNTER×HUNTER』(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)において、主人公ゴンやクラピカの前に立ちはだかる「クモ」こと幻影旅団。カリスマ溢れる団長クロロ=ルシルフル率いる全13名の念能力者集団は、その冷酷無比な手口と身内に対する深い情愛という強烈な二面性によって、出版・エンターテインメント業界の少年漫画史に不滅の足跡を刻み続けている。
物語が暗黒大陸を目指す超大型客船「ブラックホエール1号」へと舞台を移した現在も、彼らは惨劇の渦中にいる。カキン神聖省や三大組が入り乱れる王位継承戦の裏で、最新の幻影 旅団 メンバー 名前一覧やその念能力、そして結成初期からの生存・脱退状況を確認したいという熱狂的な考察が加速している。かつての仲間ヒソカ=モロウによる狩りが始まる中、蜘蛛たちはどこへ向かうのか。本稿では彼らの全貌を多角的に解剖していく。
幻影旅団全13名のメンバー一覧:名前・念能力・最新生存状況
幻影旅団は、団長を頭、12名の団員を足に見立てた計13名で構成される犯罪組織だ。背中に刻まれた12本脚の蜘蛛の刺青と、各人に割り当てられたナンバーがその象徴である。以下に、全13名の名前、念能力、系統、および最新の生存状況をまとめた。
団長:クロロ=ルシルフル
系統:特質系
能力:『盗賊の極意(スキルハンター)』
状況:生存。他者の念能力を本に封じ込め、自身の能力として使用する。ヒソカとの死闘を制した後、旅団の仲間を殺害された怒りとともにブラックホエール1号に乗船。ヒソカの捜索を開始している。
団員No.1:ノブナガ=ハザマ
系統:強化系
能力:詳細不明(間合いに入った敵を刀で一閃する居合の達人)
状況:生存。流星街出身の初期メンバー。刀を武器とし、半径4mの「円」を張って戦う。B・W1号ではシュウ=ウ一家と協定を結び、船内の謎を追う。
団員No.2:フェイタン=ポートオ
系統:変化系
能力:『許されざる者(ペインパッカー)』 / 『太陽に灼かれて(ライジングサン)』
状況:生存。小柄だが凄まじいスピードと拷問術を持つ殺し屋。自身が受けたダメージを熱エネルギーに変換して放つ大技を持つ。仕込み傘を愛用。
団員No.3:マチ=コマチネ
系統:変化系
能力:『念糸縫合(ねんしほうごう)』
状況:生存。オーラを糸状にして切断された人体を繋ぎ合わせる治癒能力者。直感が極めて鋭い。ヒソカからシャルナークらの殺害メッセージを直接伝えられた生存者。
団員No.4:カルト=ゾルディック(元:ヒソカ=モロウ)
系統:操作系
能力:『紙吹雪(カミフブキ)』
状況:生存。ゾルディック家の末弟。脱退したヒソカの後釜として加入。扇子と紙を扱い、盗聴や遠距離攻撃を得意とする。兄を取り戻すという独自の目的を持つ。
団員No.5:フィンクス=マグカブ
系統:強化系
能力:『廻天(リッパー・サイクロトロン)』
状況:生存。腕を回せば回すほどパンチの威力が跳ね上がる肉体派。豪快な性格だが仲間思い。フェイタンやノブナガと共に船内調査を進める。
団員No.6:シャルナーク=リュウセイ(死亡)
系統:操作系
能力:『携帯する他人の機嫌(ブラックボイス)』
状況:死亡。アンテナを刺した対象を携帯電話で操作する知性派。天空闘技場での戦い後、能力をクロロに貸した状態のまま、公園でヒソカの襲撃を受け死亡。
団員No.7:フランクリン=ヴァーチュ
系統:放出系
能力:『俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)』
状況:生存。指先を切り落とし、念弾を機関銃のように連射する。巨体で温厚だが思慮深い。船内の食堂で一人じっとヒソカが現れるのを待つ戦略をとる。
団員No.8:シズク=ムラサキ
系統:具現化系
能力:『デメちゃん』
状況:生存。生き物以外のあらゆるものを吸い込める掃除機を具現化する。天然な性格だが戦闘能力は高い。念能力を失ったクロロのサポートに回る。
団員No.9:パクノダ(死亡)
系統:特質系
能力:『記憶の弾丸(メモリーボム)』
状況:死亡。初期メンバー。触れた者の記憶を読み取り、銃弾として他者に打ち込む。ヨークシン編でクラピカの「戒律の小指の鎖」のルールを破り、旅団に記憶を遺して命を落とした。
団員No.10:ボノレノフ=ドゴルフ
系統:具現化系
能力:『戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)』
状況:生存。体の穴から奏でる音色で戦士に変身したり土星に似た巨大な球体を出現させる。自身の変身能力を活かしてヒソカの変装を見破る役割を志願。
団員No.11:イルミ=ゾルディック(元:ウボォーギン)
系統:操作系
能力:『針(名称不明)』
状況:生存。ウボォーギンの死亡後、ヒソカ自身の依頼(婚約指輪代わりの殺し合いの契約)を受けて旅団に入団した暗殺者。顔を変えたり対象を操る。
団員No.12:コルトピ=タノフズ(死亡)
系統:具現化系
能力:『神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)』
状況:死亡。触れた物体の複製を作る最高峰の複製能力者。能力をクロロに貸与中、トイレに入ったところをヒソカに襲われ首を跳ねられ即死。
流星街から始まった結成初期メンバーと蜘蛛の軌跡
旅団の根底にあるのは、世界の捨て場所「流星街」で育まれた絶望と絆だ。少年時代、彼らは世界から存在すら認識されない無籍者だった。しかし、幼馴染であった少女サラサが他国の犯罪者によって凄惨に殺害され、バラバラ遺体となって発見された事件がすべてを変える。
復讐と「二度と流星街の人間が舐められないための抑止力」を作るため、クロロを中心に結成されたのが幻影旅団だ。結成当時の初期メンバーはクロロ、マチ、フェイタン、フィンクス、ノブナガ、ウボォーギン、パクノダ、フランクリン、フランクリンらの仲間たち。彼らは外の世界に圧倒的な恐怖を植え付ける悪党として生きる道を選んだ。
ジャンルとしてのダークファンタジーを地で行くこの過去編は、ファンに強い衝撃を与えた。ただの残虐な強盗集団ではなく、理不尽な世界に対する血の報復装置として機能している点が、彼らのキャラクター造形に圧倒的な深みを与えている。