はっさくの切り方をプロが伝授!包丁1本で薄皮まで綺麗に剥く極意

はっさくの切り方をプロが伝授!包丁1本で薄皮まで綺麗に剥く極意

はっさく 切り 方に頭を悩ませる季節がやってきた。冬から早春にかけて市場を彩る爽やかな香りの和製柑橘だが、あの分厚くて頑丈な外皮と、硬く口に残る薄皮の手ごわさは一筋縄ではいかない。手で無理に剥こうとすれば爪の間に皮が食い込んで指先が痛くなり、力任せにしごけば果汁が周囲に飛び散って果肉は見る影もなく潰れてしまう。そんなストレスから、せっかくの美味しい旬を敬遠してしまう人も少なくないのが現実だ。

だが、諦めるのはあまりにもったいない。実は特別な調理器具を買い揃えなくても、日常のはっさく 切り 方の角度と手順をほんの少し変えるだけで、問題は一瞬で解決する。シェフや和食の板前が密かに実践しているプロ直伝の技を取り入れれば、身を崩すことなく、包丁一本で薄皮までつるりと剥き取ることが可能なのだ。

はっさくの皮むきで手が痛い・身が崩れるとお悩みの方へ!包丁一本で薄皮までつるんと剥けるプロ直伝の裏ワザ

指先を痛めず、果汁を逃さず、誰でも一発で美しいルビー状の果肉を取り出せる神手順。その秘密は「カルティエカット(カルチェカット)」と呼ばれるフランス料理や高級和食で用いられる皮むき技術の応用にある。

準備するのは、よく研いだペティナイフまたは三徳包丁一本のみ。まず、果実の上部(ヘタ側)と底部を平らに切り落とし、黄色い果肉が薄く覗く程度まで大胆にカットする。これによって果実がまな板の上で安定し、グラグラ動く危険がなくなる。次に、果実の球体に沿って上から下へ向かって包丁を丸く滑らせ、厚い外皮と白いアルベド(白いスポンジ状の皮)を同時にそぎ落としていく。果肉の赤みがかった黄色が見えるまで、りんごの皮を剥く感覚で帯状に削り取るのがポイントだ。

外皮を削り終えたら、いよいよ最大の難所である薄皮の除去に入る。房と房の間にある薄い膜のすぐ内側に、包丁の刃をV字型に切り込ませる。中心に向かって左右から刃を入れると、驚くほどスルリと果肉だけが剥がれ落ちるはずだ。手で薄皮をめくる必要は一切ない。この方法なら、爪が痛くなることも果肉が潰れてジュースになってしまう惨事も完全に防ぐことができる。

JA全農と農林水産省が発信する八朔の魅力と柑橘類としての栄養価

日本固有の歴史を持つ八朔は、江戸時代末期に広島県因島で発見されて以来、和歌山県などを中心に育まれてきた伝統的な柑橘類だ。農林水産省の調査によると、国内の柑橘生産において八朔はその独特な苦味とシャキッとした歯ごたえで根強いファンを抱えている。

近年、国産果物の消費拡大を推進するJA全農(全国農業協同組合連合会)は、地域農業の活性化とともに柑橘が持つ健康効果を再評価する発信を強めている。八朔には豊富なビタミンCやクエン酸に加え、抗酸化作用や代謝促進効果が期待されるポリフェノールの一種「オーラプテン」が豊富に含まれる。独特の苦味成分であるナリンギンは食欲増進や血流改善にも一役買っており、健康志向が高まる現代の食卓において再評価の波が押し寄せている。

佐々木 一輝
Penulis

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。