金爆『まさし』再熱の謎!鬼龍院翔が仕掛けた隠されたルーツと裏話

金爆『まさし』再熱の謎!鬼龍院翔が仕掛けた隠されたルーツと裏話

ゴールデン ボンバー まさしは、リリースから長きにわたる年月を経た現在もファンの語り草であり続ける、唯一無二のトラウマ的キラーチューンだ。代表曲『女々しくて』で全国区の爆発的ブームを巻き起こしたヴィジュアル系エアバンドのゴールデンボンバーだが、初期に放たれた『まさし』の狂気的なリフレインと疾走感溢れるサウンドは、一度聴いたら脳裏から離れない強烈なインパクトを誇っている。

所属事務所ユークリッド・エージェンシー内のレーベルZANY ZAPから発表された名盤アルバム『音楽が僕らを殺す』に収録された本作。近年、動画共有プラットフォームやストリーミングの普及に伴い、若い世代の間でゴールデン ボンバー まさしのリバイバル現象が巻き起こり、タイムラインやプレイリストを席巻する事態となっている。

なぜ今再びSNSで急浮上?『まさし』リバイバルの真相

2026年、各種SNSやショート動画のプラットフォーム上で、突如としてこの楽曲を用いた二次創作やリップシンク動画が急増した。バズの着火点となったのは、サビで繰り返される「まさし」というフレーズの圧倒的なキャッチーさだ。

かつてニコニコ動画のサブカルチャー空間で熱狂的に愛されたネタ要素が、時代を超えてアルゴリズムに乗り、10代から20代のZ世代に刺さった格好だ。時空を超えてバズを巻き起こす現象は、現代のデジタル配信時代ならではのダイナミズムと言える。

鬼龍院翔が明かした制作裏話!狂気的歌詞に隠されたルーツとは

ファンを長年惹きつけて止まないのが、メインコンポーザーである鬼龍院翔の卓越したソングライティングと、その裏に隠されたディープな制作秘話だ。本作は単なる一発ネタのギャグソングではない。

鬼龍院本人が過去のインタビューやトークライブで明かしたところによると、歌詞に登場する「まさし」という男性像には、彼独自の人間観察と90年代歌謡曲・ヴィジュアル系への深いオマージュが凝縮されている。一見すると歪んだ執着を描いたホラーテイストの歌詞だが、マイナーコードの美しいメロディラインに乗せることで、切なさと笑いが表裏一体となった奇跡的なバランスを生み出した。

メロディの美しさと歌詞の狂気に潜む「ギャップの構造」こそが、鬼龍院翔が仕掛けた最大の音楽的トラップだ。何百回聴いても飽きが来ない構造計算が、初めから組み込まれていたのである。

橋本 菜々子
Penulis

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。