河口湖 森 と 音楽 の 美術館は、富士山を望む壮大なロケーションとヨーロッパの雰囲気が融合した唯一無二のカルチャースポットだ。湖畔の静けさに包まれた敷地に一歩足を踏み入れれば、そこには時を置き去りにしたかのような美しき中世の世界が広がっている。
世界的な旅の評価サイトでも連日高い注目を集め、国内のみならず海外からも連日多くの旅行者が訪れる。四季折々の花が咲き誇る景色と重厚な歴史が調和する河口湖 森 と 音楽 の 美術館では、ただ展示を見るだけにとどまらない、心揺さぶる体験が待っていた。
富士山と中世ヨーロッパが織りなす絶景のロケーション
山梨県富士河口湖町。雄大な富士山の姿を正面に仰ぎ見るこの地で、一際強い異彩を放つ場所がある。手入れの行き届いたヨーロッパ風庭園には、散策路を彩る季節のバラが植えられ、まるでアルプスの麓を歩いているかのような感覚に陥る。
近年の観光・レジャー産業における体験型観光の需要の高まりを受け、地域一帯の観光振興を担う富士五湖観光連盟も、この場所をエリア屈指のランドマークとして高く評価する。富士山という日本を代表する自然景観と、精緻な洋風建築が見事に調和した景観は、他では決して味わえない景観を生み出している。
タイタニック号の悲劇を生き延びた「奇跡の自動演奏楽器」
館内に飾られた貴重なコレクションの中でも、ひときわ強い存在感を放つ展示がある。1912年の処女航海で露と消えた豪華客船タイタニック号に搭載されるはずだった、伝説の自動演奏楽器(オーケストリオン)だ。
船長であるエドワード・スミスのもとへ届く予定だったこの装置は、納入の遅れという偶然によって奇跡的に難を逃れた。当時の最先端技術が結集された貴重な西洋アンティークであり、今なお現役で澄んだ音色を響かせる姿は、国内外の美術館・博物館業界からも文化的価値の高さで極めて熱い視線を浴びている。