カーテンをとめるやつの正式名称は?賃貸でも穴を開けない留め具の選び方

カーテンをとめるやつの正式名称は?賃貸でも穴を開けない留め具の選び方

引っ越しや模様替えの際、「カーテンをとめるやつが足りない」「壁に穴を開けられない賃貸だから固定具が使えない」と悩むケースは少なくありません。そもそも「カーテンをとめるやつ」と検索しても、帯状のもの、壁に固定する金具、クリップなど形状が多岐にわたり、何と検索すれば理想のアイテムに辿り着けるのか戸惑う方が大半です。

用途や設置場所によって道具の呼び名や機能性は明確に異なります。壁を傷つけたくない賃貸住まいの方から、100均やニトリでお洒落な北欧風インテリアに仕上げたい方まで、正しい名称の整理と失敗しない選び方の基準を詳しく解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:「カーテンをとめるやつ」の正式名称は帯状の「タッセル」、壁側の受け金具「房掛け(ふさかけ)」、挟み込む「カーテンホルダー・クリップ」に分かれる。
  • 要点2:賃貸住宅では壁に穴を開けない「マグネット式タッセル」や「剥がせる両面テープ付き房掛け」が原状回復のリスクを防ぐ最適解。
  • 要点3:ダイソー・セリアの100均からニトリ、無印良品まで価格帯(110円〜2,000円前後)と遮光カーテン等の生地の厚みに合わせた選定が失敗を防ぐ鍵。

【名称の全貌】カーテンをとめるやつの正式名称とは?用途別の違いを徹底解説

日常会話で「カーテンをとめるやつ」と一括りにされがちなアイテムですが、インテリア業界における正式名称は役割ごとに4種類へ分類されます。名称を正しく把握することで、ECサイトや店舗での検索・買い間違いを防ぐことができます。

最も一般的なのが「カーテンタッセル(Tassel)」です。カーテンを開けた際に生地を束ねておく帯やロープ、布製の帯全般を指します。カーテン購入時に同生地で付属する「共布タッセル」のほか、ロープ状のものや装飾フサがついたものなど多彩です。

続いて、そのタッセルを壁に引っ掛けるための金具や突起を「房掛け(ふさかけ・房かけ)」と呼びます。一般住宅では窓枠の横の壁面に木ネジで固定されているケースが多い部品です。

壁に固定してアーム状の金具の中にカーテンを直接差し込んでホールドするタイプは「カーテンホルダー(アームホルダー)」、洗濯バサミのように生地を直接挟んで留めるものは「カーテンクリップ」や「カーテンバンド」と呼ばれます。壁に引っ掛ける相手(房掛け)が必要なのか、それ単体でカーテンをまとめられるのかによって選ぶべき品名が変わります。

【賃貸・穴開け不可の解決策】壁を傷つけないマグネット式&後付け両面テープ

賃貸マンションやアパートで最も多い悩みが、「備え付けの房掛けがない」「壁にビス穴を開けると退去時の原状回復費用が心配」という問題です。国土交通省の原状回復ガイドラインにおいても、画鋲以上の明確なビス穴・ネジ穴は借主負担となるケースが多いため、壁に穴を開けない固定方法の選択が必須となります。

現在主流の解決策として支持を集めているのが「マグネット式カーテンタッセル」です。帯の両端に強力な磁石が埋め込まれており、カーテン生地をぐるりと包んで磁石同士をパチンとくっつけるだけで留まります。壁面に金具を設置する必要が一切ないため、壁を1ミリも傷つけることなく設置できます。

「どうしても従来の引っ掛けるタッセルを使いたい」という場合は、房掛けの後付け両面テープタイプが有効です。コマンドフックなどに代表される「きれいに剥がせる粘着テープ」を採用した房掛けなら、壁紙や窓枠の木部を傷めずに固定が可能です。ただし、凹凸の激しいビニールクロスや湿気の多い窓際では粘着力が落ちやすいため、貼り付け面の脱脂とマスキングテープを下地にするなどの工夫が推奨されます。

中村 さくら
Penulis

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。