大阪・北河内エリア屈指の大型ショッピングモールとして高い人気を誇る「くずはモール」(大阪府枚方市)。休日には多くのファミリー層で賑わいますが、子どもの誕生日プレゼントやベビー用品を買いに訪れて「トイザらスが見当たらない」「くずはモールのトイザらスはどこへ行ったの?」と戸惑う声が今も寄せられています。
かつて地域の子育て世帯を支えていた大型玩具店は、現在どうなっているのか。本稿では、くずはモールにおけるトイザらスの現状や閉店に至った経緯、そして現在館内でおもちゃ・ベビー用品が買えるおすすめの代替売場から近隣の大型店舗情報まで、取材データをもとに余すところなくお伝えします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:くずはモール内のトイザらス(ベビザらス)は過去の館内大規模リニューアルに伴いすでに完全閉店しており、現在は営業していません。
- 要点2:撤退の背景には、館内のテナント再編戦略と、国道1号線沿いに誕生した「ニトリモール枚方」への大型店舗集約があります。
- 要点3:現在くずはモール内では「アカチャンホンポ」や「エディオン」がおもちゃ・ベビー用品の主力売場となっており、トイザらスを利用したい場合は「ニトリモール枚方店」が最寄りの選択肢です。
【現状】くずはモールのトイザらスは今どうなっている?閉店の真相
結論からお伝えすると、くずはモール内の「トイザらス・ベビーザらス」はすでに閉店しており、館内に店舗は存在しません。フロアマップを確認してもトイザらスの表記はなく、復活や再オープンの予定も現時点ではありません。
かつて本館などで広い売り場面積を誇っていたトイザらスは、樟葉駅直結という抜群のアクセスも手伝い、枚方市内だけでなく隣接する京都府八幡市などからも多くの家族連れが訪れる定番スポットでした。しかし、モールの度重なる増床・リニューアル計画の中で役割を終え、惜しまれつつも姿を消すこととなりました。
現在でも「昔行った記憶があるから」と現地を訪れて探してしまう方が少なくありませんが、館内には別のおもちゃ売り場やベビー用品店が充実しており、目的のアイテム自体はモール内で十分に揃えることが可能です。
なぜ無くなった?くずはモールのトイザらスが閉店した経緯と理由
地域住民に親しまれていた店舗がなぜ撤退に至ったのか。その経緯には、くずはモール自体のリブランディングと、枚方市周辺における商業施設の勢力図の変化という2つの大きな要因が存在します。
第1の要因は、くずはモールの大規模リニューアルに伴うテナント再編です。くずはモールは「ミドリノモール」「ハナノモール」「ヒカリノモール」などの増床・改装を重ねる中で、従来の郊外型総合スーパーの形態から、高感度なファッションや大型ライフスタイル提案型テナントを中心とした構成へと舵を切りました。この空間再構築の中で、超大型の売り場面積を必要とするトイザらスが区画整理の対象となった経緯があります。
第2の要因は、近隣エリアへのドミナント戦略と店舗集約です。枚方市内では、国道1号線沿いに広大な駐車場を備えた「ニトリモール枚方」が開業。そこにワンフロアで圧倒的な品揃えを誇る「トイザらス・ベビーザらス 枚方店」が出店しました。車での来店客を広域から集めるロードサイド型モールへ集約することで、京阪沿線の駅前型モールであるくずはモールとの明確な棲み分けが図られたといえます。