梅 しゃ ん 現在の姿に、かつてのギャル男ブームをリアルタイムで体験した世代から再び関心が集まっている。2000年代半ば、ストリート系ファッション誌『Men's egg』で圧倒的なカリスマ性を誇り、トップモデルとして君臨した「梅しゃん」こと梅田直樹。タレントの益若つばさとの結婚・離婚を経て、2013年に突如として表舞台から姿を消した彼の決断から、早いもので13年の歳月が流れた。
テレビや雑誌の第一線で脚光を浴びていた人物が、ある日を境に一切のメディア露出を絶つケースは珍しい。ネット掲示板やSNSで梅 しゃ ん 現在の近況を探る声が途切れないのは、単なるゴシップ的な好奇心だけではないはずだ。喧騒を離れ、一人の民間人として地道な歩みを続ける彼の潔い幕引きに対して、どこかノスタルジーと尊敬が入り混じった眼差しが注がれている。
『Men's egg』で一世を風靡した伝説のモデル時代
2000年代初頭から半ばにかけて、渋谷カルチャーの象徴だったギャル男ファッション。その頂点に立っていたのが梅田直樹だった。日焼けした肌に流れるようなヘアスタイル、そして独特のストリート感覚。彼が誌面で着用したアイテムは即座に完売し、若者の流行を決定づける存在だった。
やがて同じくカリスマモデルとして絶大な人気を誇った益若つばさと交際を開始し、2007年に結婚。「梅つば」カップルとして若者の憧れの標的となり、ワイドショーやバラエティ番組にも引っ張りだことなった。誰もが彼らの未来を華やかなものと信じて疑わなかった時代だ。
2013年の電撃引退――なぜ彼はマイクを置いたのか
転機は突然訪れた。2013年、離婚発表とほぼ同時に出された芸能界引退の知らせである。公式ブログやSNSアカウントを速やかに閉鎖し、ファンとの直接的な接点すら自ら断ち切った。
引退の理由について当時、メディアの過熱取材やプライベートへの過度な侵入に疲弊したのではないかという見方が強かった。カメラの前で笑顔を作り続ける生活ではなく、我が子の成長を陰で支え、静寂な日常を守る道を選んだとされる。一度決めたらブレない男らしさ。それこそが彼の持ち味でもあった。