敵か、それとも味方か?2026年、激変する東アジアで日韓が迫られる「究極の選択」
日本 と 韓国 は 敵 か 味方 か――この問いは、2026年現在、かつてないほど複雑な意味を持ち始めている。北朝鮮の軍事技術の急速な進展や、アメリカ大統領選後の同盟関係の揺らぎを背景に、両国を取り巻く安全保障環境は一刻の猶予もない緊迫感に包まれているからだ。単なる歴史問題の対立という枠組みを超え、今や生存をかけたリアルな選択が突きつけられている。
ソウルの街頭で若者に話を聞くと、政治的な緊張感とは裏腹に、カルチャーや経済面での親密さを強調する声が圧倒的に多い。しかし、世論調査の数字を見ると、日本 と 韓国 は 敵 か 味方 かという二者択一の問いに対して、世代間や支持政党によって回答が真っ二つに割れるのが現実だ。このねじれこそが、現在の日韓関係の複雑さを象徴している。
2026年の安全保障:緊迫する半導体サプライチェーンと防衛協力
安全保障の現場では、もはや感情論で動く余裕はない。特に半導体をめぐる経済安全保障において、日韓の連携は生命線となっている。台湾有事のリスクが現実味を帯びる中、サプライチェーンの強靭化は急務だ。
防衛省関係者は匿名を条件にこう語る。「情報共有のスピードは数年前とは比較にならないほど速い。北朝鮮のミサイルデータ即時共有は、すでに日常の運用プロセスに組み込まれている」。だが、これが国民感情と一致しているかと言えば、話は別だ。
歴史問題の「棚上げ」はいつまで持つのか
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権から続く融和路線は、韓国国内で常に綱渡りの状態にある。元徴用工問題をめぐる解決策は、国内の革新系勢力から「屈辱外交」との批判を浴び続けている。
日本側も、政権の支持率低下に伴い、韓国に対して過度な譲歩を見せられないジレンマを抱える。歴史のトゲは抜けたわけではない。ただ、一時的に絆創膏を貼って見えないようにしているだけなのだ。風が吹けば、いつでも剥がれ落ちる危うさがある。