ドーミー イン 稚内は、日本最北端の街・北海道稚内市に佇む、旅人の間でも屈指の人気を誇るホテルだ。真冬にはマイナス10度を下回り、吹きつける地吹雪が街を白く染め上げる厳しい気候のなか、館内に足を踏み入れた瞬間に広がる天然温泉の湯気と木の温もりは、訪れる者の緊張を優しく解きほぐす。単なる旅の宿という枠を超え、北の大地を巡る探訪者たちにとって、ここはまさに心身を温める至高の聖地として君臨している。
近年のサウナカルチャーの進化に伴い、本物の「ととのい」を求めて羽田や新千歳からわざわざ羽を伸ばし、ドーミー イン 稚内の最上階にある展望大浴場を目指す旅人が急増している。津軽海峡や宗谷海峡の荒波を遠くに望み、澄み渡る北の空の下で受ける冷涼な風。ここでしか体験できない極上の外気浴が、日常の喧騒に疲れた現代人の心を惹きつけて離さない。
最北の風とひとつになる。最上階「天北の湯」で味わう至高の外気浴
ホテルの最上階に位置する天然温泉「天北の湯」。大浴場に足を踏み入れると、ガラス越しに広がる稚内港とオホーツク海の雄大なパノラマが目に飛び込んでくる。泉質は滑らかな肌触りが特徴の自家源泉で、旅の疲れを芯から癒やしてくれる。
そしてサウナ愛好家を歓喜させているのが、最北端の空気を肌で感じる露天風呂スペースだ。しっかり熱入れされた高温サウナから出た後、キンキンに冷えた水風呂を経て外気浴へ。冬場にはキリリと澄み切った外気が火照った身体を包み込み、まるで地球のてっぺんで風と一体化するような感覚に陥る。この外気浴のためだけに稚内を訪れる価値があると断言するリピーターが多いのも頷ける。
朝からいくらを贅沢に。ご当地グルメを堪能する名物朝食バイキング
ドーミーインといえば豪華な朝食で知られるが、ここ稚内のクオリティは別格だ。朝のレストランに一歩足を踏み入れれば、目の前に広がるのは新鮮な海の幸がずらりと並ぶブッフェライン。ツヤツヤと輝くいくら、甘みの強いホタテ、サーモンなどを自由に盛り付けられる「セルフ海鮮丼」は、宿泊客の誰もが笑顔になる看板メニューだ。
海鮮だけではない。地元の食材を活かした小鉢料理や、出来立ての炉端焼き風メニュー、北海道ならではの濃厚な牛乳まで充実している。一口ごとに広がる北の海の恵みに、朝から胃袋も心も大満足することは間違いない。旅の始まりを最高のものにしてくれるエネルギーが、ここには詰まっている。