リップ スライム 不倫騒動が日本のヒップホップ界および芸能界に与えた衝撃は、数年が経過した今なお色褪せることがない。「楽園ベイベー」や「熱帯夜」などのメガヒット曲を連発し、ワーナーミュージック・ジャパンの看板アーティストとしてJ-POPシーンの頂点に君臨していたRIP SLYME。その輝かしいキャリアが一変したのは、MCを務めていたSU(スー)の不貞報道が発端だった。
グループの顔とも言える存在だったSUの不祥事は、単なるゴシップの域を超えてグループ存続を揺るがす深刻な事態へと発展。かつてポップで洒脱なラップスタイルで音楽業界を席巻した彼らが、なぜ突如として活動休止に追い込まれ、メンバー間の亀裂を深めることになったのか。リップ スライム 不倫劇の裏側に隠された凄惨な葛藤と、それに続くPESの脱退劇の真相に改めて迫る。
RIP SLYMEのSUを巡る不倫騒動と脱退劇の真相:大塚愛との離婚や活動休止の裏側
2017年4月、週刊誌のスクープによって表面化したSUの不倫疑惑。相手はモデルの江夏詩織だった。当時、SUはシンガー・ソングライターの大塚愛と結婚しており、おしどり夫婦としても広く認知されていた。だが、この不貞報道を境に、グループの運命は暗転する。
世間からの激しいバッシングが吹き荒れる中、SUは即座に芸能活動休止へと追い込まれた。波紋は彼一人にとどまらない。出演予定だった大型野外フェスのキャンセルや地上波レギュラー番組の打ち切りが相次ぎ、ワーナーミュージック・ジャパンとの契約終了、さらにはグループ公式サイトの突如閉鎖という前代未聞の事態へ。2018年11月には大塚愛がSUとの離婚を正式に発表した。大塚が解散に至る経緯で明かした「生活を脅かす嫌がらせ」の存在は、騒動の凄惨さを物語っていた。
深夜の泥沼愛憎劇:江夏詩織との関係と嫌がらせ報道の実態
一連の芸能スキャンダルにおいて異様だったのは、単なる男女問題にとどまらない陰湿な泥沼化だ。大塚愛の自宅に深夜、不審なインターホンが何度も鳴り響き、SNS上では匂わせ投稿が繰り返されたと報じられた。不倫相手とされた江夏詩織を巡るSNSの炎上は加熱の一途をたどり、騒動は収拾不能な事態に陥っていく。
プライベートの破綻が引き起こした波浪は、グループの屋台骨を木端微塵に砕いた。SUは表舞台から姿を消したが、時すでに遅く、メンバー間の信頼関係は破綻していた。