テレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』で、サトシの旅を賑やかにサポートした「ロトム図鑑」。従来の無機質な電子音声とは一線を画し、表情豊かでおしゃべりなキャラクターとして多くのアニポケファンから絶大な支持を集めました。特徴的な「〜ロト!」という口癖とともに、テンポの良いツッコミやボケを繰り広げたあの独特の声を覚えている方も多いはずです。
一方で、次シリーズである『ポケットモンスター(新無印)』以降に登場した「スマホロトム」と声が異なることから、「ロトム図鑑の声優は交代したのか?」「そもそも誰が演じていたのか?」と疑問を持つファンも少なくありません。本記事では、ロトム図鑑を担当した実力派声優の正体や豪華な経歴、歴代ポケモン図鑑の声優陣の変遷まで余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:アニポケ『サン&ムーン』のロトム図鑑を演じたのは、声優界トップクラスの実力派である浪川大輔。
- 要点2:新無印以降の「スマホロトム」は別個体のデバイスであり、サトシ機を堀内賢雄、ゴウ機を井上麻里奈が担当している。
- 要点3:浪川大輔は映画『ミュウと波導の勇者』のルカリオ役など、ポケモン史に残る重要キャラを多数演じ分けている。
【サン&ムーン】ロトム図鑑の声優は誰?超実力派・浪川大輔が演じた真相
アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』に登場したロトム図鑑の声を担当していたのは、数々の名作アニメで主演・メインキャストを務める声優の浪川大輔です。エンドロールでその名を見て、「あのクールな役が多い浪川さんがロトム図鑑を演じていたのか!」と驚いた視聴者も少なくありませんでした。
浪川大輔といえば、落ち着いた二枚目キャラクターやシリアスなライバル役、重厚な悪役などを得意とするイメージが強い声優です。しかし、ロトム図鑑では従来のパブリックイメージを軽やかに覆し、ハイトーンでコミカル、感情の起伏が激しいハイテンションな演技を披露しました。
劇中では、サトシの頼れるナビゲーターでありながら、アローラ地方の探偵ドラマ『アローラ探偵ラキ』に熱中するあまり調子に乗ったり、未知のポケモンを前にパニックを起こしたりと、人間味あふれるマスコットとして大活躍。浪川の変幻自在な演技力があったからこそ、ロトム図鑑は単なる便利ツールにとどまらず、サトシの「旅の仲間」として確固たる存在感を放ちました。
「声優が変わった?」スマホロトムとロトム図鑑のキャスト違いを比較
『サン&ムーン』の次作にあたる『ポケットモンスター(2019年・新無印)』以降、作品内の情報端末は「スマホロトム」へと移行しました。その際、「ロトムの声が変わった」と感じた視聴者が多く存在しますが、これはキャストの交代ではなく、デバイスとキャラクターの設定自体が異なるためです。
作中に登場した主なロトム系デバイスと、それぞれのキャストの違いは以下の通りです。
・ロトム図鑑(サン&ムーン):CV. 浪川大輔
・サトシのスマホロトム(新無印):CV. 堀内賢雄(オーキド博士・ナレーションと兼任)
・ゴウのスマホロトム(新無印):CV. 井上麻里奈
・コハルのスマホロトム(新無印):CV. かないみか
『サン&ムーン』のロトム図鑑は、サトシの相棒として自我を強く持った特別な個体でした。対して『新無印』のスマホロトムは、より汎用的なスマートデバイスとして描かれており、キャラクターごとの端末差を表現するために複数の豪華声優陣がキャスティングされています。サトシのスマホロトムを重厚な声の堀内賢雄が演じ、ゴウのスマホロトムをシャープで知性的な井上麻里奈が演じるなど、端末ごとの個性分けが見事な演出として機能していました。