サイドくるりんぱの失敗しないやり方|真ん中が割れる原因と垢抜けのコツ

サイドくるりんぱの失敗しないやり方|真ん中が割れる原因と垢抜けのコツ

忙しい朝でも手軽におしゃれなこなれ感を出せる定番ヘアアレンジとして、年代を問わず支持を集める「サイドくるりんぱ」。しかし、いざ自分で試してみると「結び目の真ん中がパックリ割れて地肌が見えてしまう」「サイドに寄せたつもりがバランス悪く崩れてしまう」といった悩みに直面する方が少なくありません。

ヘアサロンの現場取材やスタイリストへのヒアリングを重ねると、くるりんぱの成否を分けるのは手先の器用さではなく、「結ぶ位置のミリ単位のズレ」と「毛束を通す角度」という物理的な構造の違いにあることが判明しました。不器用な方でも絶対に失敗しない基本の手順から、ボブ・ミディアム・ロング別の応用テクニック、ゴム隠しや崩れないピン留めの極意まで、余すところなくお届けします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:真ん中割れの主因は「穴を真ん中に大きく開けすぎること」。斜め45度に小さな隙間を作り、外側から内側へ引き込むのが鉄則。
  • 要点2:ボブやレイヤーヘアはベースにバームを揉み込み、ミディアム・ロングはほぐし(引き出し)の強弱で編み込み風の立体感を演出。
  • 要点3:結婚式のお呼ばれからオフィスまで、ゴム隠しと見えないピン留めをマスターすれば崩れ知らずの垢抜けヘアが完成する。

【なぜ真ん中が割れる?】サイドくるりんぱの失敗を防ぐ基本メカニズム

「サイドくるりんぱに挑戦したものの、どうしても後頭部やサイドの真ん中がパックリ割れてしまう」という声は、SNSのスタイリング相談や知恵袋でも後を絶ちません。実はこの現象、結び目の上を無意識に左右均等に引き裂いて大きな穴を作ってしまうことが最大の原因です。

真ん中割れを確実に防ぎ、誰でも美しいシルエットを作るためのサイドくるりんぱ失敗しないやり方の要点は、以下の3点に集約されます。

  • ゴムは細めのシリコンゴムを使用する:太いヘアゴムを使うと結び目付近の毛束に余計な隙間が生じ、割れやすくなります。髪色に馴染むブラックやブラウンのポリウレタン製ゴム(100円ショップ等でも入手可能)を選びましょう。
  • 結ぶ位置をあらかじめ「寄せたい方向」に寄せる:中央で結んでから無理やり横に引っ張ると、毛流れに不自然なテンションがかかり割れの原因になります。最初から耳の後ろ下あたりを目がけて結ぶのがポイントです。
  • 穴は「斜め上」から小さく開ける:真上から指を入れて真下に割るのではなく、外側斜め45度の上部から指先1本分だけ隙間を作り、毛束を斜めに通す「斜めくるりんぱ」を意識してください。これだけで根元の割れ目が綺麗に隠れます。

毛束を上から下へ通した後は、毛先を左右2つに分けてキュッと引き締め、結び目を頭皮側に押し上げるように固定します。このひと手間でゴムの緩みがなくなり、一日中崩れない土台が完成します。

【長さ別】ボブ・ミディアム・ロングのサイドくるりんぱ実践アレンジ

サイドくるりんぱは、髪の長さ(レングス)に合わせた工程を意識することで、その真価を発揮します。襟足の長さや毛量に応じた最適なアプローチを解説します。

1. ボブ・ショートボブ:ポロポロ落ちない簡単ハーフアップ

襟足が短く全体を結ぶのが難しいボブヘアでは、耳上のサイドの髪だけを取る「ハーフアップ風サイドくるりんぱ」が抜群の威力を発揮します。あらかじめスタイリング用のヘアオイルやバームを毛先から中間までしっかり馴染ませておくことで、パラパラと短い毛が落ちてくるのを防げます。片側の耳上を斜めにくるりんぱし、耳後ろでゴールドピンをクロス留めするだけで、すっきりとした清潔感のあるスタイルがわずか2〜3分で仕上がります。

2. ミディアム:こなれ感抜群のサイドポニーテール

鎖骨前後のミディアムヘアは、全方向からのバランスが取りやすい絶妙な長さです。耳の後ろで髪全体をひとつにまとめ、斜めにくるりんぱを施した「サイドポニーテール」は、オフィスワークにも休日のお出かけにも重宝します。結び目まわりの毛束を指先で1〜2ミリずつランダムに引き出すことで、まるで美容室でブローしてもらったような柔らかな立体感が生まれます。

3. ロング:編み込み風ロープアレンジ&大人のお団子

ロングヘアの場合は、サイドくるりんぱを縦に2〜3段連続で作る「連続くるりんぱ」がおすすめです。編み込みのような凝った見た目(編み込み風)を、三つ編みなしで素早く再現できます。また、毛先を丸めてくるりんぱの空間に入れ込み、ピンで固定する「サイドシニヨン(お団子)」に仕上げれば、首元がすっきり見えて上品な大人のまとめ髪になります。

田中 結衣
Penulis

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。