まるい 食堂は、神奈川県三浦市の静かな街並みの中で異彩を放ち続ける、知る人ぞ知る大衆食の聖地だ。ガラガラと引き戸を開けると、香ばしいラードの匂いと仕込みに追われる包丁の音が心地よく響き渡る。連日、県内外から噂を聞きつけた食通たちが暖簾をくぐり、その溢れんばかりの活気に圧倒されている。
地元客から長年愛されてきたまるい 食堂だが、最近では遠方からわざわざ足を運ぶドライブ客やツーリング客の姿も目立つ。暖簾の奥で手際よく調理をこなす店主の背中には、長年地域の胃袋を支えてきた職人のプライドが漂っており、テーブルに運ばれてくる料理のスケール感には誰もが目を見張る。
圧巻のフタが閉まらない「ソースカツ丼」!デカ盛り聖地が放つ圧倒的存在感
テーブルに運ばれた瞬間、誰もが思わず息をのむ。丼の上に鎮座するのは、お椀のフタがまったく閉まらないほど分厚くそびえ立つカツの塊だ。看板メニューのソースカツ丼は、ただ量が極端に多いだけではない。衣はサクッと香ばしく、噛みしめると豚肉の甘い肉汁が口いっぱいに広がる。秘伝の甘辛ソースがしっかりと染み込んだ衣と、つやつやの白米が織りなすハーモニーは絶品というほかない。
店主に肉の厚みの理由を尋ねると、「遠くから来てくれたお客さんに、お腹いっぱい食べて笑顔で帰ってほしいからね」と気取らない笑顔で答えてくれた。高温の油で一気に揚げ固め、余熱でジューシーさを閉じ込める揚げる技術こそが、このボリュームでも最後まで重さを感じずに完食できる最大の仕掛けなのだ。
テレビ未公開!常連しか知らない「まるい食堂」裏メニューの全貌
今回、当メディアの取材班は特別に厨房へと潜入し、常連客の間だけでひそかに受け継がれている「裏メニュー」の存在を捉えた。テレビのグルメ番組でも紹介されていないその逸品は、特製ニンニク醤油タレを効かせた「裏・和風タレカツ」と、揚げたてフライに自慢の特製カレーを半がけした「ミックスハーフ丼」だ。
メニュー表には一切記載されていないが、混雑ピークを避けた時間帯に常連客が静かにオーダーを通す。濃厚なタレが豚肉の旨味を極限まで引き立て、ひとくち食べれば病みつきになる中毒性がある。店側も「仕込みの余裕がある時しか対応できない秘密の品」と語る通り、これぞ知る人ぞ知る幻の味覚と言えるだろう。