ソウル発30分!歴史と韓ドラが交差する水原・絶品グルメ日帰り旅

ソウル発30分!歴史と韓ドラが交差する水原・絶品グルメ日帰り旅

韓国 水原 市は、ソウル中心部から近郊電車やKTXで短時間でアクセスできる距離にありながら、朝鮮王朝の荘厳な歴史とモダンなカルチャーが見事に融合した注目の目的地だ。かつて朝鮮第22代王・正祖が理想都市の建設を目指して作らせた城郭都市は、現在では歴史ファンのみならずトレンドに敏感な若者層まで惹きつけるダイナミックな都市へと変化を遂げている。

首都圏を取り囲む京畿道の道庁所在地でもある韓国 水原 市は、グローバルなエレクトロニクス産業を牽引するサムスン電子の本拠地としても世界的にその名を知られている。城郭が醸し出す古き良き情緒と、ハイテク産業がもたらす都市の活気が融合した独自の景観は、一歩足を踏み入れるだけで他では味わえない強烈な没入感を与えてくれるはずだ。

世界遺産・水原華城:正祖の志が息づく城壁の歴史

街の中心をぐるりと取り囲む「水原華城」は、18世紀末に建設された壮大な城郭群だ。軍事的な実用性と建造物としての美しさを高い次元で兼ね備えたこの構造物は、1997年にユネスコの世界文化遺産に登録された。周囲約5.7キロメートルに及ぶ城壁には、重厚な門や砲台、水門などが整然と配置され、当時の高い建築技術を今に伝えている。

春の爽やかな風や秋の紅葉に包まれながら城壁の遊歩道を歩けば、歴史の息吹が肌に伝わってくる。特に夕暮れから夜にかけてのライトアップは幻想的で、暗闇に浮かび上がる城郭のシルエットは息をのむ美しさだ。歴史を深く感じながらのウォーキングは、日常の喧騒を忘れさせてくれる至福のひとときとなる。

Netflix熱狂の現場へ!人気韓国ドラマのロケ地を歩く

近年、水原の旧市街・行宮洞(ヘングンドン)エリアは、世界的な大ヒットを記録した韓国ドラマのロケ地として爆発的な人気を集めている。グローバル配信プラットフォームのNetflixを通じて世界中で話題となった『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に登場するキンパ店や、『その年、私たちは』で主人公たちが過ごしたレトロで温かみのある家々が、この地区の路地に実在するからだ。

伝統的な韓屋をリノベーションしたおしゃれなカフェや雑貨店が建ち並ぶ「行理団路(ハンリダンギル)」は、ドラマのファンだけでなく写真映えを狙う旅行者で溢れている。劇中のワンシーンに思いを馳せながら、個性派ショップのコーヒーを手に散策を楽しめるのがこのエリア最大の魅力だ。

林 結菜
Penulis

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。