トイ・ストーリーのトゥイッチ徹底解説!裏設定と新作再登場の噂

トイ・ストーリーのトゥイッチ徹底解説!裏設定と新作再登場の噂

トイ ストーリー トゥイッチは、名作『トイ・ストーリー3』に登場する昆虫型のアクションフィギュアであり、サニーサイド保育園を牛耳るロッツォ・バーグの手下として鮮烈な印象を残したキャラクターだ。マントヒヒのような力強さとバッタの俊敏さを兼ね備えた緑色のデザインは、公開から時が経った今もコアなファンの心を揺さぶり続けている。

ピクサー・アニメーション・スタジオが生み出した3DCGアニメーション史に輝く傑作群の中でも、海外のトイマニアの間で語り継がれるトイ ストーリー トゥイッチの存在感は独特だ。ウォルト・ディズニー・カンパニーが贈る感動のアドベンチャー映画という枠組みを超え、80年代レトロトイへのオマージュが凝縮されたこのキャラクターには、知られざる開発秘話と隠された設定がいくつも眠っている。

サニーサイド保育園を支配した昆虫ヒーロー「トゥイッチ」の正体

サニーサイド保育園の「バタフライルーム」で新入りのおもちゃたちを監視していたロッツォ・バーグ一味。その幹部メンバーとして、ビッグ・ベビーやスパークスとともに異彩を放っていたのがトゥイッチだ。頭部はバッタ、体躯は筋骨隆々な戦士というハイブリッドな容姿を持ち、胸のボタンを押すと羽が羽ばたくギミックを備えている。

映画の劇中では、新しくやってきたウッディたちを冷酷に取り締まる警備役として描かれた。だが、彼の言動やアクションからはどこか憎めない愛嬌が漂う。強靭な脚力を生かしたアクロバティックな動きは、画面の隅で動いているだけでも強い存在感を主張していた。

80年代トイへのリスペクト!トゥイッチの元ネタと隠された裏設定

トゥイッチというキャラクターの背景には、かつてアメリカの子供たちを熱狂させた玩具文化への深いリスペクトがある。元ネタとして広く知られているのが、マテル社が1980年代に展開した大ヒット玩具『マスターズ・オブ・ユニバース(Masters of the Universe)』シリーズだ。屈強な肉体を持つアクションフィギュアに昆虫や動物の要素を掛け合わせたラインナップは、まさにトゥイッチの造形そのものである。

さらに、1980年代のアニメ『Micronauts』や『The Transformers』に登場する昆虫型ロボット「インセクティコン」の要素も組み込まれているとされる。ピクサーのクリエイターたちは単なる敵役を作るのではなく、「かつて実在したかもしれない架空の80年代トイ」を本気でデザインしたのだ。彼のボディに刻まれた金型のアタリやプラスチック特有の光沢感には、開発陣の異常なこだわりが宿っている。

中川 明日香
Penulis

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。