メンズ ファッション 夏 大学生の検索ログが急増する季節が今年もやってきた。最高気温が30度を超える猛暑日が続く中、キャンパスを歩く男子学生たちの私服事情は、実に切実な悩みに直面している。「毎日同じTシャツを着ていると思われたくない」「かといってバイト代の多くを服に費やす余裕もない」。そんなリアルな声が講義室の廊下やカフェのテーブル越しに聞こえてくる。
実際、若者の消費動向を追うと、SNSやECサイトの浸透によって流行の移り変わりはかつてない速度で展開している。しかし、無理に最新トレンドを追いかけるよりも、自分に似合うスタイルを見極めて少数精鋭のワードローブを組む若者が明らかに増えた。今のメンズ ファッション 夏 大学生における最適解は、服の数を増やすことではなく、質の高い基本アイテムをどうスマートに使い回すかという知恵にある。
キャンパスで浮かない!女子ウケを狙えるキレイめカジュアルの黄金比
夏服で最も失敗しやすいのが、ラフすぎる「部屋着感」だ。Tシャツにショーツ、サンダルという組み合わせは涼しくて快適だが、大学の講義やデートの場では清潔感に欠ける印象を与えかねない。そこで大前提となるのが、リラックス感と品格を絶妙なバランスで両立させたキレイめカジュアルの基本原則だ。
周りから好印象を得る上で不可欠なのは、サイズ感と素材選びの引き算である。例えば、少しゆとりのあるオーバーサイズの開襟シャツに、足元へ向かって細くなるテーパードスラックスを合わせる。上半身にトレンドの空気感を持たせつつ、下半身はすっきりと引き締めることで、だらしなさを一瞬で払拭できる。主張の強すぎる大柄ロゴは避け、無地を中心としたカラーコーディネートにまとめることが、夏の爽やかさを最大限に際立たせる。
菅田将暉や『花束みたいな恋をした』に見るシティボーイ流の着こなし
現代のカルチャーシーンから派生したスタイルも、若者世代の着こなしに深い影響を与え続けている。とりわけ映画『花束みたいな恋をした』で描かれたような、サブカルチャーの薫りを感じさせるリアルな日常着は、多くの学生にとって身近なファッションの手本となった。カルチャーアイコンである菅田将暉のスタイリングに代表されるように、古着をミックスしたような抜け感のある佇まいは根強い人気を誇る。
この潮流の根底にあるのが、都会的でありながら肩の力が抜けたシティボーイの美学だ。キメすぎない適度な崩し、例えばシワ感のあるビッグシルエットのシャツにレトロなスニーカーを合わせる手法は、気取らないおしゃれ感を演出する。完璧なドレッシーさを求めるのではなく、自分のスタイルを楽しんでいるという親しみやすさこそが、周りと差をつける隠れた要素だ。