ホールケーキアイランド編でルフィと歴史に残る死闘を演じ、敵でありながら読者から絶大な支持を集めたシャーロット・カタクリ。激闘の末に敗北を喫した彼が、その後どのような運命を辿り、崩壊の危機に瀕するビッグ・マム海賊団の中でどう動いているのかは、最終章に突入した現在も世界中のファンが最も注目するトピックの一つです。
ワノ国編でのビッグ・マム陥落、扉絵連載で描かれた黒ひげ海賊団(元海軍大将クザン)によるトットランド急襲、そして最愛の妹であるプリンの誘拐など、カタクリを取り巻く状況は激変しました。本稿では、カタクリの現在の動向からクザン襲撃の真相、プリン救出に向けた動き、さらにはルフィとの共闘シナリオまで、緻密な原作描写をもとに徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:カタクリはルフィ戦後も無事に生存しており、ビッグ・マム不在のトットランドで実質的な最高責任者として家族と拠点を死守している。
- 要点2:扉絵連載にて元海軍大将クザンとヴァン・オーガーの急襲を受け、クラッカーが氷漬けにされ妹のプリンが誘拐される緊急事態が発生した。
- 要点3:拉致されたプリン救出のため黒ひげ海賊団と衝突する可能性が極めて高く、共通の敵を持つルフィとの劇的な「共闘」が期待されている。
【生存と現在】ルフィ敗北後のトットランドとビッグ・マム海賊団の壊滅的状況
ホールケーキアイランド編の終盤、鏡世界(ミロワールド)でルフィと拳を交えたカタクリは、死闘の末に背中から倒れ敗北を認めました。その後、ブリュレに手当てを受けながら「麦わらは未来を見るのか」と問いかけたシーンを最後に、本編の表舞台からは一時姿を消しています。
しかし、カタクリの生存は完全に確定しています。ワノ国へ討ち入りに向かったビッグ・マム(シャーロット・リンリン)や長男ペロスペローら主力部隊とは同行せず、カタクリは万国(トットランド)の留守居役として本拠地に残りました。これは、四皇の本拠地を無防備にしないための戦略的判断であり、将星筆頭であるカタクリの存在感が組織にとっていかに重要であるかを物語っています。
ところが、ワノ国編の結末でビッグ・マムがトラファルガー・ローとユースタス・キッドの前に敗北し、マグマだまりへと沈んだことで四皇の座から陥落。ペロスペローもネコマムシに敗れたため、現在のビッグ・マム海賊団の実質的リーダーはカタクリへとシフトしています。精神的支柱を失い崩壊の危機に直面するトットランドにおいて、カタクリは残された兄弟たちを束ね、領土の防衛と再建に奔走しているのが現状です。
【扉絵連載の衝撃】黒ひげ海賊団・クザン(青キジ)の襲撃とプリン誘拐の真相
カタクリのその後の動向が明確に明かされたのが、コミックスの扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』です。ビッグ・マム不在という最大の隙を突き、黒ひげ海賊団に身を寄せる元海軍大将クザン(青キジ)と狙撃手ヴァン・オーガーがショコラタウンを急襲しました。
トットランドを守っていた将星シャーロット・クラッカーがクザンの圧倒的な氷結能力「ヒエヒエの実」によって瞬時に氷漬けにされ、街は一瞬で氷の世界へと変貌。黒ひげ海賊団の真の目的は、古代文字ポーネグリフの解読能力を持つ可能性を秘めた「三つ目族」のシャーロット・プリンの誘拐でした。
当時、カタクリとオーブンは潜入していたジェルマ66やシーザー・クラウンの逃亡劇に巻き込まれ、シーザーの幻覚ガスによって兄弟同士で相打ちさせられる混乱の中にありました。その隙を完璧に突かれた形となり、防衛ラインを突破された結果、プリンは黒ひげ海賊団に連れ去られてしまったのです。家族を誰よりも大切にするカタクリにとって、妹を奪われたこの屈辱は痛恨の極みであり、物語の決定的な転換点となりました。