2026年、春の花粉症は終わらない?5月に猛威を振るう「イネ科・シラカバ」の脅威と最新対策
花粉 症 5 月になればスギやヒノキのピークが過ぎ、ようやくマスクを外せると安心している人は多いはずだ。しかし、2026年の日本列島を襲う現実はそう甘くはない。温暖化の加速によって植物の生態サイクルが狂い、本来なら初夏とされるこの時期に、新たなアレルギーの波が押し寄せている。
東京都内のクリニックには、ゴールデンウィークを過ぎても鼻水や目のかゆみが治まらないと訴える患者が急増しており、専門家は花粉 症 5 月の落とし穴として「イネ科花粉」への警戒を強く呼びかけている。スギ花粉症とは異なる対策が必要になるため、自己判断での放置は禁物だ。
スギの次は「イネ科」と「シラカバ」— 2026年春夏の勢力図
5月に入ると、日本人の多くを苦しめてきたスギ・ヒノキ花粉の飛散量は劇的に減少する。しかし、これで一安心とはいかない。入れ替わるようにして牙をむくのが、カモガヤやハルガヤといった「イネ科」の雑草たちだ。これらは空き地や河川敷、公園など、私たちの生活圏のすぐそばに自生している。
さらに北海道や東北地方では、シラカバ花粉がこの時期にピークを迎える。シラカバアレルギーは、リンゴやモモといったバラ科の果物を食べたときに口の中がかゆくなる「口腔アレルギー症候群(OAS)」を併発しやすいため、特段の注意が必要だ。
なぜ長引く?温暖化がもたらした「花粉シーズンの長期化」
近年ささやかれる「年中花粉症」という言葉は、決して大げさではない。2026年の春は全国的に平年を上回る気温で推移しており、植物の開花時期が全体的に前倒し、かつ長期化する傾向にある。冬の寒暖差が激しかったことも、植物のストレスとなり花粉生産量を増やす要因となった。
地球規模の気候変動は、都市部のアスファルト熱と相まって、花粉が空気中に滞留しやすい環境を作り出している。かつては「6月になれば治まる」と言われていた症状が、今や梅雨入り直前までダラダラと続くのがニューノーマルなのだ。