live house feverは、京王井の頭線新代田駅の目と鼻の先に位置し、日本のインディーズ音楽シーンにおいて唯一無二の存在感を放ち続けている。重厚なドアを開けると、木とコンクリートが織りなす独特の匂いと、リハーサルで鳴らされる低音が身体を震わせる。単なるライブ会場ではなく、表現者と観客が対等な体温で交差する「音楽の実験場」だ。
2009年の設立以来、株式会社リーベの代表を務める西村等氏が守り抜いてきたlive house feverのフロアには、連日熱心なリスナーが集まる。爆音でありながら耳に痛くないクリアな音響システムと、演者の息遣いまで届く密密な距離感。そこには、大都市の大型ホールでは決して味わえない泥臭くも高純度な音楽体験が息づいている。
2026年最新公演情報と独占取材:新代田FEVERが仕掛ける音の旋風
2026年の幕が開け、国内のライブエンターテインメントが新たな成熟期を迎える中、新代田FEVERはかつてない活況を呈している。今回本誌は、過密なスケジュールの合間を縫って店舗内部への独占取材を敢行した。今シーズンも多種多様な限定企画や、国内・海外の気鋭バンドによる特別なツーマンツアーが目白押しだ。
「生で鳴る音の美しさをどう届けるか。それだけを追求してきた」と現場スタッフは語る。京王井の頭線・新代田駅から徒歩0分という抜群のアクセスと、キャパシティ約300人という絶妙な規模感。観客の熱気とステージ上のダイナミズムがダイレクトに衝突するこの空間でしか成立しない限定イベントのスケジュールは、発表のたびに即日ソールドアウトを記録している。
名手が惚れ込む音響空間:西村等氏と株式会社リーベの哲学
なぜこれほどまでに多くのミュージシャンが新代田FEVERを指名するのか。その秘密は、西村等氏をはじめとする株式会社リーベの音響に対する並々ならぬこだわりに集約されている。
ステージから放たれる音がフロア全体へ均一に響き渡るよう設計された空間構造と、カスタムメイドのスピーカーセッティング。特にパンク・ロックのスピーディーなドラムアタックや、歪んだギターの倍音成分を潰さずに解像度高く鳴らす技術は、業界内でも高く評価されている。爆音でありながら長時間の鑑賞でも耳が疲れにくいバランス設計は、音響エンジニアたちの職人技の賜物だ。