串カツ 田中 クッキー アンド クリームの文字が、今タイムラインを激震させている。サクサクの衣を纏った揚げ物の常識を鮮やかに塗り替える、謎めいた「甘い串揚げ」の登場。外食産業を長年観察してきた筆者も、この過激な組み合わせには思わず目を見張った。一見するとミスマッチに思えるこのメニューが、なぜこれほどまでに人々を惹きつけるのか。その熱気の渦中へ飛び込んだ。
数々のヒット作を生み出してきた居酒屋業界の異端児だが、今回店舗で提供される串カツ 田中 クッキー アンド クリームは、まさに商品開発におけるひとつの到達点だろう。熱々の油で短時間で揚げることで、外は香ばしく中はトロリととろける絶妙な食感を生み出している。大阪名物としての串カツの伝統を守りつつも、遊び心を忘れない姿勢。B級グルメの新たなる扉が、今まさに開かれようとしている。
串カツ田中の新作「クッキーアンドクリーム」は本当に美味しいのか?話題の味と食感を徹底検証
注文を済ませて数分、運ばれてきたのは一見するとごく普通の串カツだ。しかし香りを嗅ぐと、香ばしい油の匂いの奥から、かすかに甘いココアの風味が漂ってくる。意を決して一口かじる。カツッと快い音を立てた衣の中から、熱々の温かいクリームと、ほろ苦いクッキーの砕片が口いっぱいに広がった。
味覚のコントラストが実に見事だ。衣のほのかな塩気がクリームの濃密な甘みを引き立て、甘じょっぱい味わいが癖になる。クッキー生地にはどこか「オレオ」を彷彿とさせるリッチなココア感があり、油っぽさは不思議なほど感じられない。デザート串というジャンルにおいて、これは単なる奇策ではなく、計算し尽くされた極上のスイーツ体験だと言える。
気になるカロリーと栄養成分は?甘党を惑わす禁断の数値を算出
「揚げ物」×「スイーツ」という背徳的な組み合わせを聞いて、誰しも気になるのがそのカロリーだ。編集部が独自に調査および推計を行ったところ、このクッキーアンドクリーム串1本あたりの推定エネルギーは約180〜210kcal。一般的な豚串や牛串が1本あたり約120〜150kcalであることを考えると、確かに少々ハイカロリーだ。
だが、その背徳感こそが最高のスパイスと言えるだろう。糖質と脂質の甘美な掛け算は、一日の疲れを吹き飛ばすパワーを秘めている。ハイボールやレモンサワーとの相性も抜群で、酒の肴としてのポテンシャルも非常に高い。ダイエットの文字は、この夜だけは頭の片隅へ追いやるのが賢明だ。